災害後の支援等

愛知県被災者支援情報ハンドブック

(日本弁護士連合会)被災者生活再建ノートを作成しました

これまで災害が発生する度に、被災した弁護士会では、臨時弁護士会ニュースを発行するなど、被災者に必要な公的支援制度(以下「支援制度」といいます。)を周知してきました。全般的な支援制度がまとまった冊子や、弁護士会等において編集可能な冊子のデータがあると、災害時に被災地弁護士会が対応しやすいという声がありました。日弁連では、これらの声を受けて、支援制度を一覧としてまとめるなどして、災害時の相談対応の基となる被災者生活再建ノート(以下「被災者ノート」といいます。)を作成しました。

ひさぽ(被災者支援情報さぽーとぺーじ)は、支援制度などの被災者支援情報に関するツールをご紹介するページです。このページにある各ツールは、ご利用、配布自由(※)です。被災された皆様も、支援される皆様も、支援制度を上手に活用して、被災後の生活再建にお役立て下さい。なお、ひさぽの各ツールは、内閣府「災害ケースマネジメント実施の手引き(令和5年3月)」にも掲載(133-134p,154p)いただいています。

障害者の災害対策チェックキット

当室が「福祉デザインワークショップ:障害者の災害対策ワークショップ」の参加メンバーと共に開発した,ワークショップキット「障害者の災害対策チェックキット~備えよう!その時のために~」を,以下の通り公開致します.車椅子ユーザとのワークショップで試用・改良を繰り返し,防災のための備えを考えるプロセスをキットにより支援することを目指しました.

は1枚の用紙で、身長や体形、年代のほか、使用している化. 粧品や生理用品のメーカー、下着のサイズ等を記入してもらうこととした。
女性のニーズに寄り添った物資の支援(宮城県登米市) 東日本大震災後、登米市の避難所に暮らす女性を支援することを目的として平成 23 年5 月に登米市男女共同参画条例策定委員会有志で結成された「宮城登米えがおねっと」は、同 年 5 月、市内の避難所に避難している 430 名の女性を対象にニーズ調査を行った。調査に 当たっては、特定非営利活動法人イコールネット仙台と登米市市民活動支援課の協力で、「パ ーソナルリクエスト票」という調査票を作成した。 「パーソナルリクエスト票」は1枚の用紙で、身長や体形、年代のほか、使用している化 粧品や生理用品のメーカー、下着のサイズ等を記入してもらうこととした。中身が見えない ようにリクエスト票を折って回収するつくりにして配布し、276 名から回答が得られた。パ ーソナルリクエスト票の配布・回収、データの整理は、市の担当職員が行ったほか、宮城登 米えがおねっとが全国から物資を募る際も、市が後方支援していると情報を発信することで 信頼が得られ、企業等から多くの物資が集まった。同団体では、大量の支援物資の中から、 回答者一人一人のニーズに合うものを選び出し、基礎化粧品、メイクアップ用品、サイズに 合った下着や生理用品、ハンドクリーム、裁縫箱などを合計 2 回にわたって配布した。